感想日記 夜明けの青

主に小説・アニメ・マンガの感想、日記、雑感 誰かの役には立ちません @madderred100

【個人用メモ】最近見たもの

映画 -36

パイレーツ・ロック

 八十年代(七十年代だっけ?)の音楽とか、詳しくないんだけれど、楽しめた。水の影と、この胸のときめきを、くらいは分かるんだけど……。ライナスの毛布型の物語。毛布を失うシーンがいかに大切か。それと、水中でレコードをぶちまけてしまうシーンは、圧巻。

 

「ウォー・マシーン 戦争は話術だ」

 個人的ジンクス、ブラピの出演する戦争映画はダメダメ。フューリーもそうだったのだけれど、説教臭さが気になってしまって、楽しめないことが多い。戦争を使って、命の重さを語るのは、ナンセンスだと個人的には思う。特に、口先だけで説明するのは。

 

インビクタス 負けざる者たち」

 ネルソンマンデラと、南アフリカラグビーワールドカップの話。記事を書きたいような、書けない気がするような。

 

「あなたに触らせて」

 ビジュアルイメージが抜群。冒頭のシーンを見るだけでも価値がある。ピンクと紫に彩られた、所謂クィア? の物語。着地点を見定めて作られたという感じがあり、ただの「ゲテモノ」では終わらない。

 

バットマン

 ジャックニコルソンがジョーカーを演じる方のバットマン、ティムバートン監督作品。リターンズを少し前に見ていたのだけれど、ティムバートン版だと、バットマンが主役というより、ディラン(フリークスというほうが語感が正しいか?)に焦点が当たっている感じ。ペンギンと市長のコンビは好きだった。ジョーカーとボブのコンビも好き。

 

マネーボール

 こういうのをやらせるとブラピは本当に輝くと思う。これはちょっと記事にしたい。

 

ファイトクラブ

 見てから、すっかりブログに書くのを忘れていた。ツイッターのタイムラインでずっと、書籍復刊が流れてくるので、いつか読みたい。思うと、セカイ系は理解できないのかもしれない。

 

「ティムバートンのコープスブライド

 これも記事にするつもり。死んだ花嫁であるエミリーがすごくかわいい。ティムバートン作品はセンスが合わなくて、忌避していたけれど、これは珍しく波長が合って、面白かった。

 

ノーカントリー

 ガスを使う殺し屋が、めちゃくちゃ印象に残っている映画。昔見て、理解不能だったのだけれど、今見ても、よく分からなかった。でも、分からなくとも面白い。素晴らしい作品。分かるようになりたい。

 

新書24

評論 40

小説 23

Self-reference ENGINE」著 円城塔

 時間に関する小説。近代小説に対するアンチテーゼという意味で、ポストモダン文学だと思った。といっても、記事にする力量がないので、こんなところでこういう風に管を巻くだけ。

 

「少女庭国」

 デスゲームをベースに人類史を描く、挑戦作。記事を掻こうと思ったのだけれど、考えがまとまらず、断念。雑でもいいから、形にしておくのが吉。

 はじまりと終わりが決められたゲーム≒人生、と読み取った。話が人類史へと向かって行ったり、虚無への関心を記したりと、人の営みを描くことに営為している。賢いものは、犠牲者数最低の一人で、抜け出していき、あくまでも、ゲームに拘泥して、打破しようともがく人々が描かれているという点には、上記の本質に対する、作品の回答では?

 

グインサーガ外伝 ヴァラキアの少年」

 栗本薫全盛期の作品、とのことで読んだ。面白いの一言に尽きる。誰かが報われるでもなく、救われるでもないけれど、確かに明るい未来に向かって行く、そういうことが書ける作品はそう多くない。

アニメ 21