【個人用メモ】最近見たもの
映画 -50
「インターステラー」
ダークナイトが地上波でやっていたので、ネットフリックスではこちらを。
五次元空間の表現とか、ブラックホールとか、ガルガンチュアの重力下の時間の流れ方とか、いろいろ素晴らしい所はあるんだけど、やっぱり好きなのは、序盤の砂まみれのアメリカの広大な田舎のシーン。何度も見返したいと思うのは、NASAの基地を見つけるまでだったりする。
「メメント」
冒頭、逆再生のシーンから始まる、異色の作品。細切れになったシーンを時系列を遡るように映していく。最後の最後で、一連の問題が、最初(時間的に)の主人公の思惑に収れんするのは、凄いと思った。主人公を主人公たらしめる要素をしっかりと作り上げられる作品は、後味がいい。
「クラッシュ・ゾーン」
レーシング映画に見せかけた、ファミリー映画。ノルウェーの作品らしく、冬景色の中を数々のスポーツカー、スーパーカーが走っていくのは、リアルかどうかは置いておいて、なかなか面白かった。群像劇風なのもグッド。
「エレメンタリ~鍛冶屋と悪魔と少女~」
民話の映画化ということで、民話のお茶目さを残したいい作品。特に、こういう話でありがちな、悪魔の弱点、例えば、祝福された鐘の音が苦手だとか、ひよこ豆をつい数えてしまうとか、現代から見ると馬鹿っぽく見えてしまうけれど、それをキャラクターとして、ちゃんと回収できていたのは、面白かった。
本当の悪魔は、地獄にカチコミに行く鍛冶屋だと思う。
「ボックストロール」
賤業に従事する者としての、トロールを描いた作品。ファンタジーの要素の原義に立ち返るような感覚で、テーマ的にも、映像的にもレベルが高く、面白かった。トロールがエンジニアとして活躍する、という場面では、ちょっと啓蒙が開かれる感じ。
ファイナルディスティネーションの五作目。スタッフロールの直前に、全作品の死亡ダイジェストシーンがあり、そこが面白かった。作品自体は、お約束を楽しむタイプの映画なので、個人的にはあまりはまらない。
新書 24
評論 39
小説 21
「グインサーガ外伝 十六歳の肖像」
著栗本薫の名作。グインサーガを知らなくとも、この巻と一つ前の「ヴァラキアの少年」は読んで損はないとのことで、読んだ。しっかり分析して、記事を書く。
短編、面白いなぁ。品川猿が完全に百合作品で、こういうのも書けるのか、と目からうろこ。
アニメ 17
これで映画は百本見たということになりました。だから!本を読めって!