感想日記 夜明けの青

主に小説・アニメ・マンガの感想、日記、雑感 誰かの役には立ちません @madderred100

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

感想「82年生まれ、キム・ジヨン」他人の痛みを知る幸福

82年生まれ、キム・ジヨン (単行本) 作者: チョ・ナムジュ,斎藤真理子 出版社/メーカー: 筑摩書房 発売日: 2018/12/07 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログ (2件) を見る 素晴らしい作品だと思いました。 内容はとある女性の半生記といっ…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 27 「インセプション」 さすがのクリストファー・ノーラン監督。めっちゃエンタメしてるやん! 嫉妬する。悔しい。という感じ。「花とアリス殺人事件」 個人的、岩井俊二監督デビュー。話には聞いていたけれど、これほどとは。 嫉妬する。作品が書きた…

感想「英国メイド マーガレットの回想」ダウントンアビーの予習として

英国メイド マーガレットの回想 作者: マーガレット・パウエル,村上リコ 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2011/12/22 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログ (7件) を見る 原題は「Below Stairs」意味は階下の住人で、主に…

感想「リラックマとカオルさん」変わらない日常に癒されても、変化を楽しもう

SAMPO アーティスト: くるり 出版社/メーカー: Speedstar 発売日: 2019/04/10 メディア: MP3 ダウンロード この商品を含むブログを見る netflixのオリジナルアニメ。破格の面白さだったので。 今回注目したいのは、コマドリアニメという部分。さらにいえば、…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 27新書 26評論 44 「英国メイド マーガレットの回想」 ダウントンアビーを見ていて、おもしろかったので、その勉強。小説 35 「マルドゥック・スクランブル」 三巻ある完全版の、第一巻。間を空けて、読んだり読まなかったりしてるので、自分の中の印象…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 27新書 26評論 45小説 36アニメ 23 「revisions」 谷口悟郎監督の作品。やっぱり世界観や設定で作品を見れなくて、キャラを主軸に見てしまうので、それは面白さ半減だよなあ、と反省。「上野さんは不器用」 面白さが残らないタイプの作品。残らないとダ…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 27 「流転の地球」 期待値が低かったぶん、楽しめた。いや、充分に高かったのだけど、インターステラーがあるから......。「2001年宇宙の旅」 やっぱり幼年期の終わりが読みたい。古典だけれど、今見る価値があるのか、と聞かれると......。最新の作品…

感想「流転の地球」半径 6300㎞の息苦しさを愛すること、その表現。

jp.ign.com この記事を読んでから、ちょっと注目していた映画「流転の地球」原題では「流浪地球」というらしく、中々印象が変わる、いいタイトルの付け方では あらすじなどを見ると中国版「インターステラー」かな、と思わなくもないですが、そういう風に見…

感想「少女不十分」著 西尾維新 クリエイターの原罪とは何か

少女不十分 (講談社ノベルス) 作者: 西尾維新,碧風羽 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/09/07 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 16人 クリック: 469回 この商品を含むブログ (126件) を見る 「小説は飢えた子どもを救えるのか」 この小説で問わ…

今日でブログ開設一周年です。

このブログは物語三昧ラジオの物語マインドマップ講義を聞いて、始めたブログです。そういうのはブログの一番初めの方の記事で書いているので繰り返しませんが、とにかく一周年。 記事数も多くなく、質も高くないですが、結構楽しんでやってます。読書しなき…

感想「EAST MEETS WEST」監督 岡本喜八 肩透かし or 型破り?

EAST MEETS WEST [DVD] 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント 発売日: 2008/02/22 メディア: DVD クリック: 7回 この商品を含むブログ (4件) を見る ぼくの岡本喜八デビューとなった、今回。これで良かったのかと自問しなければならなくなった感あります…

「水の記憶」

cervan.jp とある異能を持った家族の話。 妖刀とか、龍神とか、人柱とか。 四〇〇〇文字の短編です。時間を持て余しているのなら、どうぞ。 短いなりに、伏線とか気にして書いたので面白いです。

「赤ずきんちゃんたちの三つ編み」

cervan.jp セルバンテスの方で投稿した小説の宣伝です。思えば、ツイッターでしか、自分が投稿したブログ記事とか、小説とか確認できないと思うので、あまり宣伝になってなかったな、と。 あらすじとしては、少女時代の閉塞感や、友人たちとの溶け合うような…

感想「映像の原則」著 富野由悠季 クリエイターにとっての情報の取捨選択

映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック) 作者: 富野由悠季 出版社/メーカー: キネマ旬報社 発売日: 2011/08/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 15人 クリック: 98回 この商品を含むブログ (72件) を見る 最近、もっと映画やアニメを楽しみたいと、絵…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 29 「ニンジャ バットマン」 あのポプテピピックを作った神風動画の、バットマン。誰もあれにブレーキをかけようと思わなかったのか? 右肩上がりにスケールが大きくなっていくストーリーには感嘆。「EAST meets WEST」 タイトルあってるか? 岡本喜八…

自分語りの氾濫、あるいは反乱。

どうも、この頃ツイッター周りで話題になっている 「アライさんなりきりアカウント」と 「夢見りあむ、ドナルドトランプ説」 分かる人には分かるだろうし、その界隈に触れていないとまったく分からない話題だと思うけれど、何だかこの二つが現代の大きな潮流…