感想日記 夜明けの青

主に小説・アニメ・マンガの感想、日記、雑感 誰かの役には立ちません @madderred100

2019-01-01から1年間の記事一覧

感想「英国メイド マーガレットの回想」ダウントンアビーの予習として

英国メイド マーガレットの回想 作者: マーガレット・パウエル,村上リコ 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 2011/12/22 メディア: 単行本 購入: 1人 クリック: 1回 この商品を含むブログ (7件) を見る 原題は「Below Stairs」意味は階下の住人で、主に…

感想「リラックマとカオルさん」変わらない日常に癒されても、変化を楽しもう

SAMPO アーティスト: くるり 出版社/メーカー: Speedstar 発売日: 2019/04/10 メディア: MP3 ダウンロード この商品を含むブログを見る netflixのオリジナルアニメ。破格の面白さだったので。 今回注目したいのは、コマドリアニメという部分。さらにいえば、…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 27新書 26評論 44 「英国メイド マーガレットの回想」 ダウントンアビーを見ていて、おもしろかったので、その勉強。小説 35 「マルドゥック・スクランブル」 三巻ある完全版の、第一巻。間を空けて、読んだり読まなかったりしてるので、自分の中の印象…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 27新書 26評論 45小説 36アニメ 23 「revisions」 谷口悟郎監督の作品。やっぱり世界観や設定で作品を見れなくて、キャラを主軸に見てしまうので、それは面白さ半減だよなあ、と反省。「上野さんは不器用」 面白さが残らないタイプの作品。残らないとダ…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 27 「流転の地球」 期待値が低かったぶん、楽しめた。いや、充分に高かったのだけど、インターステラーがあるから......。「2001年宇宙の旅」 やっぱり幼年期の終わりが読みたい。古典だけれど、今見る価値があるのか、と聞かれると......。最新の作品…

感想「流転の地球」半径 6300㎞の息苦しさを愛すること、その表現。

jp.ign.com この記事を読んでから、ちょっと注目していた映画「流転の地球」原題では「流浪地球」というらしく、中々印象が変わる、いいタイトルの付け方では あらすじなどを見ると中国版「インターステラー」かな、と思わなくもないですが、そういう風に見…

感想「少女不十分」著 西尾維新 クリエイターの原罪とは何か

少女不十分 (講談社ノベルス) 作者: 西尾維新,碧風羽 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2011/09/07 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 16人 クリック: 469回 この商品を含むブログ (126件) を見る 「小説は飢えた子どもを救えるのか」 この小説で問わ…

今日でブログ開設一周年です。

このブログは物語三昧ラジオの物語マインドマップ講義を聞いて、始めたブログです。そういうのはブログの一番初めの方の記事で書いているので繰り返しませんが、とにかく一周年。 記事数も多くなく、質も高くないですが、結構楽しんでやってます。読書しなき…

感想「EAST MEETS WEST」監督 岡本喜八 肩透かし or 型破り?

EAST MEETS WEST [DVD] 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント 発売日: 2008/02/22 メディア: DVD クリック: 7回 この商品を含むブログ (4件) を見る ぼくの岡本喜八デビューとなった、今回。これで良かったのかと自問しなければならなくなった感あります…

「水の記憶」

cervan.jp とある異能を持った家族の話。 妖刀とか、龍神とか、人柱とか。 四〇〇〇文字の短編です。時間を持て余しているのなら、どうぞ。 短いなりに、伏線とか気にして書いたので面白いです。

「赤ずきんちゃんたちの三つ編み」

cervan.jp セルバンテスの方で投稿した小説の宣伝です。思えば、ツイッターでしか、自分が投稿したブログ記事とか、小説とか確認できないと思うので、あまり宣伝になってなかったな、と。 あらすじとしては、少女時代の閉塞感や、友人たちとの溶け合うような…

感想「映像の原則」著 富野由悠季 クリエイターにとっての情報の取捨選択

映像の原則 改訂版 (キネマ旬報ムック) 作者: 富野由悠季 出版社/メーカー: キネマ旬報社 発売日: 2011/08/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 15人 クリック: 98回 この商品を含むブログ (72件) を見る 最近、もっと映画やアニメを楽しみたいと、絵…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 29 「ニンジャ バットマン」 あのポプテピピックを作った神風動画の、バットマン。誰もあれにブレーキをかけようと思わなかったのか? 右肩上がりにスケールが大きくなっていくストーリーには感嘆。「EAST meets WEST」 タイトルあってるか? 岡本喜八…

自分語りの氾濫、あるいは反乱。

どうも、この頃ツイッター周りで話題になっている 「アライさんなりきりアカウント」と 「夢見りあむ、ドナルドトランプ説」 分かる人には分かるだろうし、その界隈に触れていないとまったく分からない話題だと思うけれど、何だかこの二つが現代の大きな潮流…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 34 「ブレックファスト・クラブ」 ホームカミングとレディプレイヤーワンに影響を与えた作品ということで、少し前から注目していたもの。不思議ちゃんのアリソンがめちゃくちゃかわいい。ワンシーンワンシーン、小さな笑いがあるところなど見覚えがある…

雑感「さらざんまい」生きがいと戦いは別

ちょっと検索かけると、考察がバーッと出て、自分でこういうことをかくのは嫌になります。 さて、アマゾンプライムで一話を見ました。スマホの画面で見るのは限界だと思います。 さてさて、そんなことは置いといて、かなり謎に満ちた「さらざんまい」の世界…

感想「カメラを止めるな!」ホラー映画とはベタである

カメラを止めるな! 発売日: 2018/10/27 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (2件) を見る 金曜ロードショーで放送していたのを、やっと見れました。 先に見ていた家族が「つまらないよ」と言っていたので、大分不安になりながら、見たんですけど、…

感想「裏世界ピクニック」百合の侵食について

裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル (ハヤカワ文庫JA) 作者: 宮澤伊織 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2017/02/28 メディア: Kindle版 この商品を含むブログ (16件) を見る 三冊あるうちの一冊しか読んでないので、感想というより雑感という感じ…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 36 新書 27 「セカイ系とは何か ポスト・エヴァのオタク史」 こんがらがったセカイ系という糸を解きほぐす良書。どのようにしてセカイ系がこんがらがったのかを、時系列に追った本。分かりやすい上に、筆者が当事者である分、当時の空気まで書き込んで…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 36 「カメラを止めるな」 金ローでやっていたやつの録画。やっと見れた。多分、記事書きます。「スパイダーマン ホームカミング」 親愛なる隣人としてのヒーロー映画。小規模であるだけ、面白さがぎゅっと凝縮している感じ。マーベル映画の積み重ねの反…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 39新書 28 「断る力」著 勝間和代 正しく、自分に足りないのはこれだよな、と思い、探していた本。BOOK・OFFでちょうど見つけて、買ったその日に読み終わりました。最近の自分としては珍しい。「声優魂」著 大塚明夫 「声優だけはやめておけ」 発売当初…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 39新書30評論49小説40 「想像ラジオ」 記事書こうかな、と思ってるけど多分書かないやつ。佐々木俊尚さんの「当事者の時代」と一緒に読むと面白いはず。 ツイフェミと呼ばれる人たちの萌芽はここにあったのかな、という感じ。「ヒュウガウイルス 五分後…

【個人用メモ】最近見たもの

映画 39 「ウィンストン・チャーチル」 ダンケルクのダイナモ作戦の前後の話。脚本的には真新しいものもなく、普通の良作かな、という感じ。新書 30評論 49小説 42 「RDG レッドデータガール 2~6」 幸福な読書体験だった。前にも書いたが、その昔、アニメを…

感想「宙のまにまに」世界の手触りを失った男の子のカウンセリングの物語

宙のまにまに(1) (アフタヌーンコミックス)作者: 柏原麻実出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/10/17メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る2005年、連載開始の作品とのことです。ふらっと寄ったBOOK・OFFで、全巻揃っていたので買ってみ…

【個人用メモ】今日見たもの

一年の目標映画 40 「イエスマン」 ジムキャリー、いいなぁ。2008年の映画ということだけど、少し古い感じがした。当然、悪い意味ではないのだけれど。 懐かしい、というほうが適切?新書 30評論 49小説 47 「RDG レッドデータガール はじめてのお使い」 昔…

感想「世界の終わりの庭で」著入間人間 絶望の中で触れる指先

世界の終わりの庭で (電撃文庫) 作者: 入間人間,つくぐ 出版社/メーカー: KADOKAWA 発売日: 2018/09/07 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (1件) を見る 「(中略)死ぬまでに間に合いそうもない。でもそれで動かなかったら、必ず死ぬからなにもしないな…

【個人用メモ】昨日見たもの

映画 41 「ワンピース オマツリ男爵と秘密の島」 細田守監督の闇が出ていると評判の映画。トラウマ必至の後半よりも、不穏な空気を孕んだ前半部分の方が好み。明るい画面作りなのに死のイメージが漂うような空気感は、ポニョに似ているかな、と思ったりしま…

【個人用メモ】今日見たもの

一年の目標映画 42新書 30評論 49小説 49 「絃の聖域」著 栗本薫 やっぱりシークエンスを書くのが上手いなあ、という印象。ガルパンとコトブキ飛行隊を見てて思ったことでもあるけれど、ただ見ているだけで面白い、というものを小説でやっているのが、栗本薫…

【個人用メモ】昨日と今日見たもの

一年の目標映画 42 「GODZILLA3 星を喰う者」怪獣大決戦が見たかった。とはいえ、神が神でなくなる所は興味深いと思った……。「天然コケッコー」相変わらずいい映画。しっかりとタイトルを覚えておいて、また何年かしたら見たい。「ジョン・ウィック チャプタ…

感想「ジョン・ウィック チャプター2」復讐譚の行き着く場所

ジョン・ウィック:チャプター2(字幕版) 発売日: 2017/12/20 メディア: Prime Video この商品を含むブログ (2件) を見る 結末に納得がいかなかったので、感想です。どうせなら、引退するまでを描いたチャプターゼロを見たかった。 まず、不満点を挙げると…